企業のホームページといってもさまざまある。
一番わかりやすいのが、その企業の商品を売るためのホームページ。
BtoCであればショッピングサイトをつくればいい。ただ商品を紹介するだけでよいのならば決済サービスをつけなければいいだけである。
その次によくあるのが、コーポレートサイト、すなわり企業紹介のホームページである。企業概要や採用ページなど必要最小限のものだけを揃えているものは多数ある。企業のホームページで今、一番多いのはこの手のタイプではないだろうか。
中小・零細企業が多い日本では、IT企業を除いてはホームページだけの担当者を置くことは基本的に難しい。しかし、ホームページのない会社というのはイメージが悪いので最小限の情報を書いてあるホームページが多い。また、更新頻度は年に数回、または殆どしないといったものが多いのではないだろうか?
コーポレートサイトにしても、ショッピングサイトにしても、費用のかけ方はゼロ円からだ。完成度の高いものをつくろうとしたら、すればするだけ費用が掛かるのが実情だ。
例えば、写真は自分たちで取ればスマートフォンさえあればとれるので費用はゼロだ。それをプロのカメラマンを頼んだり、スタジオを借りたりすれば費用はどんどんかかってくる。
ショッピングサイトであれば、自社で作るよりヤフーや楽天といったサイトに登録をした方がいいだろう。写真や説明文を入れたりするだけである程度のクオリティーのサイトになり、その上決済システムもついてくる。デメリットとしては、その分手数料がかかってしまうということはあるけれど。
コーポレートサイトならば、レンタルサーバーを契約してワードプレスを導入するだけである程度のものができる。テンプレートやプラグインを導入すればそれだけでそこそこのものができる。年に数度かほとんど更新しない場合はこれぐらいの費用で十分である。もし、もう少し質を上げたいのであれば有料のテンプレート(数千円から高くても3万円程度)を入れると格段に質は上がるだろう